究極のタイムマシン [まちなみ探訪 Town Watching]
今日はいつもと志向を少し変えて
遠い昔、小学校中学校と東京の地下鉄銀座線を使って通学するという環境にいた
当然、興味はメカ満載の地下鉄の車両やトンネルの中の世界、運行監視室などとなってしまう
記憶をたどると赤坂見附の駅が今の形に改修されたのは
半蔵門線の永田町駅と赤坂見附駅がつながった1980年ごろだったと思う
もっと前のことだったか
赤坂見附駅は現在大改修されている
そのなかで、ホームにある丸い筒状の柱の頭部がむき出し状態になっていた
そこに見えるのは鋼材をリベット締めして作られた古い柱
往年毎日見ていた駅の原風景の一断面である
初めて出会った40数年前の過去が
何も変わっらずに目の前に出てきたことは
衝撃的な驚きであった
これぞ究極のタイムマシンだ
でも
考えてみれば都市なんてものは所詮こんなものなのかもしれない
人間が作った都市は数年で形を変えてしまう
なんとも安っぽい話だ
地球の大自然はそう簡単に姿を変えない
いたるところに昔と同じ風景がたくさん残っている
そういう姿をもっとたくさん探しに行こう
こんばんは!
本当に街はどんどん変わってしまいますよね!
懐かしい風景が嬉しくなる今日この頃なんです・・・・
by やま (2010-09-23 22:40)
淋しいにゃりよ~(゜o゜)
by みうさぎ (2010-09-23 23:11)
私がよく撮影でお邪魔するライブハウスが赤坂見附にあるのですが、銀座線と丸の内線は比較的昔ながらの雰囲気がありますよね。
本当ならいろいろと撮影したいところなんですが、最近、構内でカメラを持ってウロウロしていると周りから変な目で見られることもしばしば。
撮影する者にとっては気苦労の多い時代になってしまいました。
by RobertCole (2010-09-24 00:17)
古くからある自然が残っているのは浪漫と自然の力強さを感じさせてくれますね
都市の変貌にはいつも驚かされます。さて、どうあるべきなんでしょうね、難しいです
by ちょっとピンぼけ (2010-09-24 00:38)
おはようございます。
そう言えば、赤坂見附はこんな柱でしたね。
by BPノスタルジックカーショー (2010-09-24 04:32)
昔から存在する自然の姿を
私も探したい・・そんな気持ちにさせてくれる記事でした。
by zak (2010-09-24 07:48)
電車で通学する子供を見て
羨ましいと思った、社会人の私がいました^^
by くまら (2010-09-24 08:51)
変わらない場所、変わらない物、大好きです。
by サチ (2010-09-24 10:25)
人工的に築かれた空間を行き交う人々、むなしい時を過ごしているが故に心も貧しくなるのでしょうか、我々生物は自然から生きる為の大事な物をたくさん享受しているのですね。
by nuevo8hola (2010-09-24 10:27)
郷愁を誘う時
心が又豊かになりますね。
by 青の風画 (2010-09-24 12:27)
形あるものはすべて壊れていきます、ただその時間のスパンが1年であったり、1億年であったり...この星の新参者である人間の作ったものなんて、まだ存在しないのも同然かも知れません。なのに、その人間が作ったものが、この星の将来の姿を大きく変えるかもしれないというのは、まったくの逆説のように思えてしまいます。
by 雀翁 (2010-09-24 12:30)
浅田次郎の「メトロに乗って」を思い出しました。
地下が網の目のようになっていて、少し恐いような気がします…。
by chako (2010-09-24 12:50)
うーん、そうですね、そうそう山の風景は変わりませんからね^_^;
こちら、夏から・・・秋を通り越して冬になりました・・・・。
by 夢空 (2010-09-24 14:04)
私も大自然の偉大さに触れるたびに
にんげんの創るものはいかにちっぽけか
思い知らされます。
by ciscokid (2010-09-24 14:50)
こんばんは。
変わってしまう街並のなかに懐かしいものを
見つけたときは嬉しいですね。
でも、ソレも何時かは無くなってしまうのは寂しいですね。
又、造りましょう!
そうやって成長してきたのですから・・・(笑)
by Studio-Oz (2010-09-24 22:18)
かつて見慣れた風景、ほとんどなくなっています。
新しいものを作ることが進歩だと、今の世の中は勘違いしていますね。
かえって、地方の方が極端に昔の姿を失っています。
by 園ヒグラシ (2010-09-24 22:23)
人工的な物 いつまで存在できるのかな
消耗品です
都市のなかに人間がいなくなった時
ビルやテーマパークはたちまち廃墟と化すでしょう
森の樹々や海は人間の存在がなくても
変わらないのでしょうか
by きよたん (2010-09-24 23:59)
この駅でしたかね?長い通路があるのは。
by Baldhead1010 (2010-09-25 06:21)
いつも使っている駅が突然出てきたので、ビックリしてしまいました。
by kyoko (2010-09-25 07:14)
Yukiです。
見慣れた風景が変わってしまうと
少し寂しいと感じるのは歳のせいでしょうか。。
街は人が住んで創っていくものだから
いいものはずっと大切に残して、悪いところだけを
上手いことキレイに変えていけたらいいな。
by イタリア職人の手作りタイル (2010-09-25 18:42)
こんばんは!
明日晴れるといいなー
by やま (2010-09-25 22:45)
地下鉄、めっきり乗らなくなったので
メトロを観ると思わずワクワクしてしまいます☆
ps 新庄までこられたのですね^^
あと一歩で庄内なので、次回は是非ともお越しくださいませ☆
お声をおかけくだされば、いくらでも案内いたしますのだ^^
by やまがたん (2010-09-26 08:16)
大手町のビル7街と新宿副都心に40年も中央線で通っていたので
赤坂見付あたりさっぱり分かんないですね 地下鉄網も変わっていますね
ビル街勤務では見付けあたりは盲点です
by セイミー (2010-09-26 09:13)
東京に出てきて20年以上
その間に住んだ借家のほとんどが
土地ごと無くなっています
新陳代謝の激しい街ですね(^^ゞ
by 雉虎堂 (2010-09-26 09:17)
確かに人工の造形は短命ですね^^
でも人間の命も大自然に比べれば短いので
ちっぽけかもしれませんが、それぞれに思い入れが
あるのも素敵ですよね^^
by hrd (2010-09-26 18:13)
なぜそんなに作っては壊すの、どうしてそんなに短いスパンで疾走するのって思うことがあります。命も擦れきれてしまうのはいやですね。
by 風船かずら (2010-09-26 19:33)
東京の地下鉄・・・恥ずかしながらサッパリです^^;
by chibiroh (2010-09-27 06:38)
赤坂見附の地下鉄ホーム 円柱のガードとリベットの柱
懐かしいですね。地上に広がる光景は変貌し、地下にひっそり生活する未来人を連想してしまいました。あらゆる場所に心のタイムカプセルは存在している気がします。走る列車が血管の中を移動する人体の一部にも思える時があります。
by SILENT (2010-09-27 09:00)
■いつもたくさんのNiceとコメントありがとうございます
■やまさん
懐かしい風景、心の宝物です
■みうさぎさん
何でも変わってしまう、残念なことです
■RobertColeさん
駅構内の撮影は特に要注意でしょうかね
今回の改装で雰囲気がどうなるか
好きになれないけれども現代的なんだろうなあ
■ちょっとピンぼけさん
沖縄も大きく変貌していますね
おもろ町の辺りの雰囲気はまるで
沖縄の風景とはことなりますね
■BPノスタルジックカーショーさん
昔をご存知ですか
リベット締め柱は銀座線の駅には
たくさんあった記憶があるのです
■zakさん
是非探しに行きましょう
■くまらさん
不思議な小学生時代を経験したと思っています
子供はやはり道端で泥んこになっているのが
一番似合っていますよ
■サチさん
まったく同感です!
いうも変わらないものを探しています
■nuevo8holaさん
まったく同感です!
都会を行き交う人には表情がないと感じるのです
■青の風画さん
郷愁、私もそんな言葉が身近になってきました
■雀翁さん
全くその通りだと思うのです
昔見た映画「猿の惑星」に「ニューヨークは夏祭り」と
かかれた看板が出てくるシーンがありますね
あれはフィクションの衝撃だと思っていましたけれど
今となってみると、どうも現実感が相当に
増してくるような気がするのです
■chakoさん
地下鉄はニューヨーク、ロンドン、香港、バンコクなどで
乗りましたが、戦前からあるニューヨークやロンドンは
銀座線や丸の内線となんとなく雰囲気が似ています
ちょっと恐いような雰囲気です
■夢空さん
都会と山の両方をご存知の夢空さんなら
なんとなく雰囲気がお分かりになると思います
急に寒くなったようですが、気温はなかなか
安定しませんね
■ciscokidさん
ciscokidさんの撮影された砂漠の写真が印象に
残っています
砂漠も風紋を変えながら、形は変わるのですが
砂漠であることは変わりませんね
不思議な世界です
■Studio-Ozさん
そういう嬉しさをたくさん残すことができたら
楽しくなりますね
■園ヒグラシさん
最近に気になる地方の風景に街道沿いにある
田んぼをつぶして作ったショッピングモール街があります
全国どこに行っても全く同じ風景に出会います
恐ろしいことだと思うのです
■きよたんさん
消耗品! まさにその通りです
テーマパーク、実は昔から好きになれません
あまりにも作り物の世界で薄いですね
自然のパワーには敵いません
■Baldhead1010
東京の地下鉄はどこもかしこも長い通路で
つながっていますね
ある人の本によれば、戦時中に作られた
防空壕をかねた地下施設の遺物を使って
つくられたとか
霊気が漂っています
■kyokoさん
よくご利用されているんですね
銀座線、丸の内線はホームの天井が低いのが
特徴ですね
■Yukiさん
いいものを大切に
手作りタイルのような世界は
人の気持ちを暖かくさせますね
■やまさん
随分前のことになってしまいましたね
運動会でしたっけ
確か晴れたんではなかったでしょうか
■やまがたんさん
山形フェアはまた来年になるんでしょうか
なかなか庄内までは足を伸ばせません
■セイミーさん
中央線といえば外堀と神田川が目に飛び込む世界ですね
40年でどのぐらい変わったんでしょうか
後楽園球場も変わったですね
■雉虎堂さん
20年で何もかも変わってしまうのはさびしい限りです
■hrdさん
そういう見方もできますね
■風船かずらさん
訪問ありがとうございます
ブログ続けているんですね
東京生まれ東京育ちですが、
将来は地方に住みたいです
おっしゃるとおり命が擦り切れてしまいそうです
■chibirohさん
それでいいんです
北海道の大自然はこれからもずっと憧れの土地です
■SILENTさん
地下にひっそり生活する未来人
わかるなあ
走る列車が血管の中を移動する人体の一部、
この発想は新鮮でした
まさにそういう感じを持ちますね
by COLE (2010-10-02 19:51)