現役復帰

約1年ぶりにブログを綴った

昨年3月に62歳にして会社員の生活に一つの区切りをつけた

その後は『人生すごろく１回休み』と称して
仕事から少し離れて、自分を振り返り、自分のためにだけ時間を使う、
そういう生活をしてきて、すでに15か月になる

そんな中で自分より早く、現役に復帰した奴が出てきた

2011年に導入して2018年まで、カミさんが使っていたiMac（右側）だ

古すぎて、最新のアップグレードができず、アプリも動かなくなって、
現役引退し、家の片隅に埃をかぶって潜んでいた

今年7月に、グーグルが『Chrome OS Flex』なるものを、
無償で利用できるように正式に公開した

お蔵入りしているような古い仕様のパソコンを、
いろいろな制約はあるにせよ、
今話題のChromebookパソコンのように使えるようにする優れものだ

すでに壊れていたキーボードとマウス、紛失していた電源ケーブルを
ショップのポイントなどを使って1400円で調達して
Chrome OS Flexを導入してみたら、見事に動いた

iMacならではのいい音が甦った

iMacとしては使うことはできないが、
ウェブサイトを見る、YouTubeを視聴する、Gmailを使うのは
全く問題ない

マイクロソフトのオフィスに相当する
グーグル版ワープロ、表計算、プレゼンも問題なく使える

それだけで十分だ

自分のパソコン（左側）は導入後、すでに8年も現役で頑張ってきた

でも最近は、ハードディスクがブンブンと激しく音を立てて動いていたり、
起動するのにやけに時間がかかったりと、調子が悪くなっていた

こちらもこの際だからと、工場出荷時の状態に戻してしまい
ゼロから最小限必要なソフトウェアだけをインストールしたところ
すこぶる調子が良くなった

会社で仕事をしていた時には
PC1台に、モニター2台という環境がお気に入りだったが、
家で使うのに、わざわざ費用をかけてまで
新規にモニターを導入するのも無駄だと考えていた

しかし、わずか1400円でPC2台ながら2台モニターという環境ができたのだから
これはしめたものだ

モニター2台の利便性を知っていると旨味がよくわかる

自分よりも先に現役復帰した11年前のiMac君と、
リフレッシュして元気に活躍する8年前のWindowsパソコン君に
敬意を表して

50年半世紀 時を超えて 「涙をこえて」

50年といえば半世紀

YouTubeには実にいろいろな動画があるなかで
往年のテレビ番組にたまたま遭遇することがある

ちょうど50年前のこと
NHKで1970年から1974年まで「ステージ101」が放映された
テーマソングは「涙をこえて」

当時は小学校から中学校にかけてのころで、よく見ていた

2003年に復活コンサートがあり、その動画も公開されている

「涙をこえて」の歌詞の奥の深さを初めて実感

50年前の記憶に残る歌声、ハーモニー、サウンドに感極まって
思わず目頭が熱くなった


人生すごろく一回休みの出来事


NHKステージ１０１最終回―涙をこえて



ヤング101復活コンサート2003



参考
NHK　番組紹介
https://www2.nhk.or.jp/archives/search/special/detail/?d=music010

ウィキペディア
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%BC%E3%82%B8101

第二の故郷

オリンピックに引き続き、パラリンピックが開幕した。
笑顔で意気揚々として入場してくる選手に惹きつけられる。
オリンピックの時も全く同じ気持ちになった。

かつて海外で長いこと仕事をしていた。
いまとなれば私にとっては第二の故郷。
彼の地の人とのつながりは一生の宝物だ。

国旗は自分たちにとってのかけがえのない国代表として象徴。
第二の故郷の国旗を持つ選手団をみていると、
感極まるものがある。

テレビでしか見ることができないが、
開催国の一市民として、
閉会式まで選手の活躍に声援を贈りたい。

コロナとオリンピックと都議選

出典：　https://news.yahoo.co.jp/pages/article/20200207　2021年7月3日　21:50

明日、都議会議員選挙である
選挙戦、各党首が想いを語っている
オリンピックの是非を語る人も多い

オリンピックどころではないという状況に追い込まれて
ご苦労されている方がたくさんいる

そんな中で政府はオリンピックはやると決めた

やるんだったら、誰もが納得できる道筋を創り出すのは
一人一人の知恵と行動しかない

批判より提案、思想より行動
いつもそうありたい

1984年のロサンゼルスオリンピックからプロ選手が参加できるようになり
商業主義のオリンピックが一気に加速したと記憶している

今、オリンピックは、それでいいのか、という話もよくある

今回のオリンピックは、1984年からの商業主義の流れを変える
大きなきっかけになると確信している

そうなるように、アスリートの活躍を在宅で応援する方法が
たくさんあるように思える

今はＳＮＳ全盛の世の中になった

世界中のアスリートはそれぞれに自分のページを持っている
アスリートの経歴や想いを直接知ることができる

インターネットでは自動翻訳の機能だってある
どの選手にも個別に応援メッセージを送れるではないか

世界中の人々が、コロナ禍で大きな制約がある生活をしているのだからこそ
ここは知恵を絞って、自分のために、自分のアイディアで
アスリートに応援メッセージを送ったら、どんなことが起きるだろう

世界中の何十億人もの人たちが、メッセージを送って
アスリートたちを盛り上げることができたら
どんなに素晴らしい大会になるだろう

スポンサーありきの商業主義のオリンピックではなく
ナショナリズムを高揚させる機会でもなく
一人ひとりが最高の舞台を作り上げることを
アスリートの立場からも、応援する立場からも精一杯やった時
コロナへの対応の考え方も根本的に変わるはずと確信している

アスリートへの応援メッセージは
そのまま自分へのメッセージに他ならない

私の知る限り、そういうことをいう人はほとんど見かけない
都議選の立候補者の主張の中にも存在していないようだ

残念なことである

世界のアスリートたちのSNS一覧のようなサイトをご存知の方
是非教えてください

追記
昨日からの豪雨災害の被災者にお見舞い申し上げます

人生すごろく一回休み

今年の3月末日をもって、37年間のサラリーマン現役を引退して
2か月ちょっと過ぎた

一昨年、還暦を迎え、いろいろと考えてきた
今時、会社は70歳まで働ける環境を用意する時代だ

でも30代のころから、60歳を過ぎたら、
同じ会社で同じようなポジションで
仕事を絶対しないと考えてきた

世の中の変化は目まぐるしい
だからこそ次世代が活躍できる環境が必須になる

200人足らずの小さな会社であり、
会社の要職を担っていたので、
そのまま暫く働き続けることもできた

実際に、そうしている要職の人もいる
でもあのようにはなりたくなかった

3月末で担当していた大きな仕事が終わる
ちょうどいい機会だ

私の後には、私を乗り越えて
新しい道を切り開く活気にあふれる後輩たちがいる

1月早々に退職の意向を告げ、
3月末ギリギリまで仕事をやり遂げて
4月から人生すごろく一回休みの生活を始めた

そのうち、また何かやりたくなるだろう

自分自身を振り返り、次を考える最高の時間を満喫する

人生すごろく一回休み
視点を変えれば見えないものが見えてくる
視点の断面の気づきをまた綴っていくことにしよう