息子 Anak [視点 Viewpoint]
フィリピン メトロマニラ パッシグ川
今日は嗜好を変えて 我が青春時代を振り返る。
前回の記事でフィリピンの歌手Aiza Seguerraを紹介した。たくさんのコメントを頂きありがとうございました。
JunsbarさんがコメントされたFreddy Aguilar (フレディ アギラ)のことを改めて思い出した。
Freddyはフィリピンのポップス界において大御所であり、国民の誇りであり、心の拠り所となる大物歌手である。
全く無名であった彼は1978年にANAKという曲で一躍有名になった。マニラ音楽祭でこの曲を発表して、
わずか2週間で爆発的なヒット曲となったのである。息子を育てていく親の気持ちを綴った歌で、
フィリピンでの大ヒットをきっかけに世界中の歌手が歌い始め、12ヶ国語、54カバーが売られるにいたった。
この曲が日本で流行ったのは同じく1978年、杉田二郎や加藤登紀子が大ヒットさせた。私が高校を
卒業する頃のことだ。当時初めて聞くタガログ語(フィリピンの言葉)の響き、哀愁を帯びたメロディに
釘付けになった。
その後、20数年を経てフィリピンの生活を経験した私にとっては、この曲の意味することが
おぼろげながら見える。それは前回紹介したAiza SeguerraのWhy did you know? にも
相通じるもので、言葉で説明するのはちょっと難しいけれど、フィリピンの人たちの生活の
一端に触れたなかでこれらの曲を聴くと、胸が熱くなる思いがこみ上げてくる。
ANAK それは大きな因縁を感じる曲なのである。
当時を振り返り、またフィリピンの友人たちのことを思い出しつつ、聞いてみよう。
78年生まれの小坊主です・・。
この曲を聞いて・・
ん〜・・反省ばかりです。
by 小坊主つばめ (2009-04-18 23:47)
息子は、親の言うことを聞かないのがその勲章のようなものだと思います。どうやって、親を、父親を越えるか、その課題に向かって真剣に悩み戦っているのが息子でしょうか。いずれにせよ、父親は、越えなければならない壁なのだと思います。
親は、育てたことの代償を求めてはならないと思います。ただ、支え、心配をし、忘れ去られるものなのかもしれません。悲しくても、さびしくても、それが、生物の掟なのだと思います。
by 雀翁 (2009-04-19 01:07)
この歌はよく聴きましたね。
by Baldhead1010 (2009-04-19 07:31)
おはようございます。
まさかANAKがUPされるとは思いませんでした。
フィリピンとは仕事の関係はありませんが
多くの友人がいます。
今だフィリピン人の方々の性格には不可解
でも、陽気で明るく家族愛に満ちている事は確かですね。
by junsbar (2009-04-19 08:50)
訳詞、なかにし礼さんなのですね~!
杉田二郎さんバージョンは、こみ上げるものがあって、
途中までしか聴けませんでした。。。
久々に焼肉でもご馳走してあげようかと思いました。
そのくらいしか出来ない自分が情けないのですが^^;
by gyaro (2009-04-19 22:08)
杉田二郎さんのを聴いたことがあります。
by puripuri (2009-04-20 20:46)
懐かしい歌、ありがとう!
特に杉田二郎は、大ファンでした。
未だにLP大事に保管してます。
いずれデジタルに変換しようと思いながら出来てません。
確かにこみあげるものを感じます。
by kazenotomo (2009-05-07 22:42)
音楽に疎い私ですが、感動してしまいました。
by 風船かずら (2009-05-17 11:47)
■皆さん Niceとコメントありがとうございました
我が息子もこの3月末に家を出て大学生として
一人暮らしを始めました
演歌とも違う、恋愛、失恋の歌とも違う
若き世代の想いとも違う
それでいて心に響く曲だと思っています
by COLE (2009-05-17 17:46)
■るるさん
古い記事へのNiceありがとうございました
なにか響いたものがありましたでしょうか
by COLE (2009-06-22 23:21)